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戦争の無い世界を創るために


「戦争の無い平和な世界を創る」という企業理念のユニバーサルピース株式会社代表取締役のブログ
by hamamuratomonari
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最後の日本兵 小野田寛郎

 彼はフィリピン・ルバング島で、終戦後30年間もジャングルの中で戦い続け、1974年に日本へ帰還した「最後の日本兵」です。
最後の日本兵 小野田寛郎_d0054969_17334790.jpg

 この前テレビで特集があったので見たのですが、改めてすごい人だったのだと思いました。最近、広島原爆のドラマや南京大虐殺の真偽を問う本など「戦争」がマイブームになっている。というかこれから常にマイブームになると思うが(笑)。

 小野田さんは17歳ぐらいで親父とケンカするのが嫌だという事で中国の商社マンになる(笑)。この時点でおもろい人だ。そして、太平洋戦争が始まり、日本兵として徴兵され、陸軍中野学校というところで、訓練を受ける。この学校は普通の陸軍学校と違って、何故天皇を崇拝するのか、など議論することが自由だったそうだ。そういう教育を受け、日本がいずれは負ける、本土は侵略されるという情報を上から秘密裏に教えられ、ゲリラとして、いずれ日本が勢力を盛り返す時のためとして、フィリピンに送りこまれる。
 ジャングルの中、ゲリラ戦を展開していたが、1945年終戦のビラが米軍機によってジャングルの中に撒かれる。そして多くの小隊は米軍に投降していったけど、小野田さんはこれを米軍の謀略だと思い、上官からの直接命令が下されるまで任務を遂行するということで、たとえ日本の家族や救出隊が来てもジャングルの中に姿を隠していた。

 そしてやっと1974年に上官がフィリピンに行き、直接会って任務終了の旨を伝え、小野田さんは帰還する。帰国してから多くの人からもらった100万円を、戦死者のためにということで靖国神社へ寄付するなど諸言動が人々の反感を買い、ケンカするのが嫌という事でたった一年後にブラジルに移り住み、牧場を開いて今も83歳でバリバリ頑張っている(笑)。

by hamamuratomonari | 2005-09-04 17:59 | 平和の泉
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