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今年は新たな座右の書ができた!中国の洪自誠が書いた「菜根譚」だ。
以下抜粋するので、興味がある人は読んで下され。中国の指導者の必読の書だったらしい。 ・自分というものの存在を忘れてしまえば、一切の差別も気にならない。また、我は我であって我でない。ただ、かりそめの姿と悟ってしまえば、なんの悩みがあろうか。 ・物欲にしばられてこの世を送れば、人生は悲しいことばかりだ。だが、人間の本性にめざめて生きていけば、人生ほど楽しいものはない。 ・自分がこの世に生まれてくる前は、はたしてどのような姿をしていたであろうか。自分がこの世を去ってしまった後には、果たしてどのような姿になるであろうか。ひとたび、この問題を考えてみれば、いっさいの執着は消え去って、ただ本心のみが澄み渡る。こうして心は現実の世界を超越し、絶対の自由を得るのだ。 ・名誉や利害に束縛された人にとっては、この世はとかく汚れた苦海にうつる。だが、見よ、雲は白く、山は青く、川は流れ、岩はそそり立ち、花は開き、鳥は鳴き、木こりの歌に谷はこだまで答えているではないか。この世は決して苦海などではない。それを苦海にしているのは、彼ら自身の心なのだ。 ・人生というものは、いくらかでも「へらす」ということを心がければ、その分だけ悩みから遠ざかる事ができる。友人とのつきあいを減らせば、人間関係のもつれが少なくなる。発言を控えれば、非難を受ける事が少なくなる。考えごとをへらせば、心の疲労が軽くなる。りこうぶることをへらせば、美しい本心を傷つけずにすむ。「へらす」ことに努めようとせず、「増やす」ことばかり考えれば、自ら手かせ足かせをはめているのと変わらない。 物欲を最大限駆り立てて、大量生産・大量消費によって経済発展してきた世界は、一見華やかで豊かになったようですが、苦悩は増えるばかりで、かえって人間の心は貧しくなっている気がします。 お金は多ければ多いとみんな思っているかもしれませんが、人間の欲は無限です。欲をできる限りなくし、心を空にする事が心に平和をもたらすと思います。般若心経でも、すべての存在するものには実体がないと言っています。自分というものをそもそも無だと思えば、自己主張する必要もなく、生存競争する必要もありません。これが心から平和を創りだすひとつの方法だと思います。
by hamamuratomonari
| 2008-12-29 11:00
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