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戦争の無い世界を創るために


「戦争の無い平和な世界を創る」という企業理念のユニバーサルピース株式会社代表取締役のブログ
by hamamuratomonari
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エジプト砂漠の旅 第九話

 早朝3時にノックがして、朝食を買い物袋でもらう。中身はアレーシというチャパティのような物と、ジャムとチーズといった感じ。ワゴンにすでに他のホテルからの西洋人が乗っている。10人ぐらい乗って、暗闇の中アブシンベルへ向かう。途中一時停止したら、他の巨大な観光バスなどが沢山待っている。どうも、観光客の大群で行くみたいだ。大群の観光バスでゲートを越えていき、再び砂漠が広がる。日の出がとても綺麗だった。いつの間にかみんな爆睡していて、2時間ぐらいでアブシンベル大神殿(紀元前1300年)へ到着した。
エジプト砂漠の旅 第九話_d0054969_18275438.jpg
ラメセス2世の巨像は思った程大きくはなかった。中国西安の龍門石窟と大差ない印象を受ける。でも、中には巨像が4体あって、壁画もまた他の遺跡とは違って素晴らしかった。ラメセス2世が、ヒッタイトと戦ったカデシュの戦いをレリーフとした壁画がほとんで、ラー神、アモン神といった神々が描かれている。

 中国の春秋時代も言えることだが、人類は紀元前から戦争をしており、改めて人類の愚かさを見ると共に戦争の変遷を感じた。争いの根本精神は人間から失くすことはできないだろう。だが、戦争の形態や規模は変わり続けており、もはやEU内の戦争可能性もかなり低い。戦争の原因は人間の本性ではなく、システム的な問題だと再認識した。
エジプト砂漠の旅 第九話_d0054969_18462833.jpg
 日本人団体客は神殿内に入る前に、丸ごと物売りの対象になっていた。ツアーも楽じゃないなぁw子供とパピルスの値引き交渉をした。セッタ!(6)ハムサ!(5)などと言い合った。せこいけどこれが楽しいw 大体観光地での値引きは元値の三分の一まで確実に下がるので皆さんも頑張って下さい(笑) 

エジプト砂漠の旅 第九話_d0054969_19174952.jpg その後、アスワンダム、イシス神殿へ行く。ここイシス神殿は川の真ん中にあり、迷宮のような造りで結構いい!帰りのフェリー乗り場で、韓国人女の子3人が英語が話せず困っていたので、俺が助けてあげたw ちょっとかっこ良かったかも(笑)。その後、「ケンチャナヨー(大丈夫)」などと冬ソナで覚えた韓国語を披露(笑)。 
 ワゴン内のみんなも結構疲れてきたので、ホテルに帰ることになった。昼食はホテルの女の子が買ってきたコシャリ。三食続けてコシャリだけど飽きない。夜はスークという市場を通り、川沿いの船上レストランで最後の晩餐。ステーキとデザート食ってもたったの(400円)。日本語が飛び交うスークを「マッサラーマ」と言いながらホテルへ帰っていく。もう、「マッサラーマ」と言う数も残り少なくなって少し寂しさを感じた。。明日はとうとう帰国だ!

by hamamuratomonari | 2006-01-18 19:27 | エジプト砂漠の旅
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