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戦争の無い世界を創るために


「戦争の無い平和な世界を創る」という企業理念のユニバーサルピース株式会社代表取締役のブログ
by hamamuratomonari
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宗教の危険性

 今日は隣に住んでいるウガンダ人女の子に誘われ、教会へ行った。外見はスーパーみたいだったが、中に入ると大きな会場がある立派な教会だった。人は何百人もいて、バンドや合唱隊と共に賛美歌を歌っていた。みんな両手を上に広げながら、目をつむって完全に自分の世界に浸っていた。音楽も乗りやすく、歌声もみんな綺麗だったから、より神を信じやすい環境が整っているなぁ、と感心した。
 しかし、驚いたことに信者の3分の2ぐらいはアフリカ出身の人達だった。西洋諸国がアフリカを植民地化する前は、キリスト教信者はほとんどいなかったはずなのに、現在は沢山いる。何か歴史の皮肉さを感じずにはいられなかった。隣にいたケニア人の女の子に「どのくらいキリスト教信者なの?」と訊いたら、

 「生まれた頃からだよ」, automatically と。生まれた時から親や親戚、環境がそうなら信じていることを改めて疑うのはとても難しいかもしれない。

 宗教を信じるのは人の自由だ。しかし、何かを信じ過ぎるのは危険だと思う。何かを極端に信じ込む事は、何か別の事を信じないことになる。これが争いの元となる時が多い。もともとキリスト教もイスラム教も平和的な宗教だが、極端な思想を持つ人々が必ず生まれる。そして、宗教が武力行使の正当性のために使われる場合もある。
宗教の危険性_d0054969_2545789.jpg
              (米国 グラウンドゼロ)
 牧師さんが「主よありがとう」「アーメン」「正義」「キリストの名のもと」など何度も何度も、みんなに反復させていたのが、何か「洗脳」のようにも感じた。そして皆手を上げて、「ジーザス!」などと言っている姿は語弊があるかもしれないが、僕にとっては正直ナチス党のようにも見えた。

 来週も来いと言われたが、遠慮しとく。僕は常に中立的立場にいたいからだ。キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教などあらゆる宗教から一歩離れて平等に見たいし、何かを信じることによって真理の追究ができなくなっては嫌だからだ。真理の追究は科学と同じで「なぜ?」と問い続けることによって可能だと思う。どんな本でも情報でも、完全に信じてしまっては危険だ。常に疑問を持ち続けていたいと思う。

by hamamuratomonari | 2005-12-05 03:00 | 平和の泉
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